揚げカス搾り機「エコリオ」

揚げカス搾り機「エコリオ」とは?

「エコリオ」天カス及びフライカスを圧縮し油と搾りカスに分離して体積を減量することで、 食品残渣リサイクル法の法定基準(ゴミの総排出量20%削減)を達成することを目的として開発された業務用厨房機械です。
現在では油の再利用によってリサイクル率向上と廃棄物を減らすことでCO2の排出削減に効果がある装置として位置付けています。

揚げカスの性質

発火性懸念物に分類され、未処理のまま置くと自然発火します。

そのため各食品製造業者様は、一時処理として水や廃油等と混ぜて保管が必要。

また、産業廃棄物となるため、専門業者での廃棄処理が必要で経費がかかる。

職場環境・地球環境・経済的
様々な面で懸念材料が…

揚げもの産業の課題

大きな自然発火の危険性

揚げカスを未処置のまま置くと自然発火!

30分後、200℃の温度計が振り切れ。発煙を始める

55分後に発火

積み上がる管理労力と処理コスト

管理にも廃棄にも人手とお金が必要!

発火防止にかかる管理

  • 水を加えて管理する
  • 水分を含む残飯と混ぜて管理する
  • 廃油に浸して管理する
  • 冷蔵庫内で管理する

廃棄物処理にかかる費用

※毎日10kgの揚げカスが出た場合

廃棄処理費用:年間約16万円

揚げカス搾り機「エコリオ」で課題解決!

「エコリオ」の機能・特徴

【製品の機能・特徴】
  • 酸化熱を抑止し、自然発火防止
    日本海事検定協会にて「非危険物」の認定
  • 一般ゴミとして扱える&表面積比75%減少で、経費を大幅に削減!

  • 排出される搾りカスが農林水産省から飼料許可として公定規格を取得
  • 機器自体が経済産業省から飼料製造装置としての認可を受け、排出される搾りカスが「有価物」として認められる。
  • 一般運搬が可能になる。
    揚げカスに資源としての新たな価値が生まれる。

自然発火防止

圧搾処理にて含油分を搾りだし空気との接地面を少なくするため発火防止となります。

容積比75%減少

容積比が減少するため、保管場所への運搬等も楽になり労働環境の改善に繋がります。

産廃費の削減

非危険物の認定により、一般ゴミとして処理ができるため産業廃棄物処理費がかからなくなります。

新油購入代の削減

搾り油はお客様に提供している油と同品質のものであり、製油会社様からも高い評価を受けております。

「エコリオ」の削減効果概要

新油の注し油が軽減

揚げカスに含まれる再利用可能な油を約50%搾油分離することで、フライヤーへの新油の注し油が軽減できる。

圧縮処理による産業廃棄物・CO2・コストの3つを削減

一日あたり揚げカス排出量5kg
年間1店舗あたりで¥285,876のコストダウン!
年間揚げカス排出量 1,800kg(5kg×30日×12ヶ月)
搾油率 50%
油価格 3,900円/一斗缶
産業廃棄物処理費 25円/kg
  • 年間揚げカス量1,800kgの50%、900kgが搾油されます。
  • 搾油は注し油として再利用が可能です。
  • 油の比重を水に対して0.89とします。
    900kg÷0.89=1,011l(リッター換算)