圧縮方式と遠心分離の違い
“産業廃棄物”か“非危険物”か?
類似製品として遠心分離機等がありますが、明確な違いとして、処理した 搾りカスが“産業廃棄物”か“非危険物”なのかがポイントとなります。 “産業廃棄物”の場合、産業廃棄物処理事業者以外での処分、運搬が出来ないため、産業廃棄物処理費用が発生いたします。 しかしながら、ecolioから排出される搾りカスは、“非危険物”の認定 を得ており、経済産業省による飼料製造装置として認定が得られたため、 “有価物”と認められ、産業廃棄物処理費用がかからなくなります。
圧縮方式による揚げカスの油分離と
遠心分離による処理の違い
1.分離された油の酸化度が違う。
遠心分離による抽出油は圧縮処理での抽出油と比べ酸化が進みます。
回転により酸素との接触が増えるからです。
2.連続処理しなければ「自然発火」の懸念が高まる。
従来の処理方法である「水」に付けるという処理をやめ、カス量が溜まるまで機械内もしくは外部で容器に置いておく時間が増える為、発火の危険が増えます。
当社の連続式であれば、少量でも機械に投入するだけですので、発火の心配はまったく無くなります。
3.資源循環の実効性の問題。(日本海事検定の重要性)
海事検定で「非危険物」に認定されませんと、処理後のカスはあくまでも消防法上の「危険物」です。
当然、物流に有価物として載せることができませんので、飼料化としての資源循環はできませんし、産業廃棄物として処理をしなくてはなりません。
4.作業時間の増加=(労働人件費の増加)
遠心分離機では処理毎に機械への出し入れが発生する為、作業工程が増えます。
対してエコリオは連続式なので入替の手間がかかりません。
| エコリオ(圧縮方式) | 比較項目 | 遠心分離 |
|---|---|---|
| 特許3734809 他2件 特願2件 | 特許取得 | - |
| 第5003843 | 商標登録 | - |
| エコリオ OS-05i | 品名 | 参考機 |
| ¥900,000 | 定価 | ¥375,000 |
| 150×450×750 | サイズ | 574×574×805 |
| 100V | 電圧 | 100V |
| 90W | モーター | 200W |
| 5kg/h | 搾油能力 1 | 5〜7kg/回 |
| 50%±3 | 搾油能力 2 | 50% |
| 70% | 容積縮減率 | 変化無し |
| 圧縮式(連続) | 搾油方式 | 回転式(バッチタイプ) |
| 酸化無し | 処理後酸化度 | 酸化有り |
| 実績 10年超 | 耐久性 | - |
| ショックリレー | 完全制御 | - |
| 漏電ブレーカー | 完全制御 2 | - |
| リミットスイッチ | 完全制御 3 | - |
| 0.1sec | 反応停止時間 | - |
| 都立産業技術研究所 | 試験成績表 | - |
| RFIDロジック採用 | 生産修繕履歴情報 | - |
| 適合 | Rhos対応 | - |
| 東京中小企業振興公社 Arank | 認定 | - |
| 日本海事検定協会 | 防火認定 | 自然発火性危険物 |
| 「非危険物」認定 | 搬送不可 | |
| 畜産試験場 | リサイクル養鶏試験 | - |
| 東京菜の花プロジェクト 運営 | リサイクル飼料化 | 追加工が必要 |
| 17年度経済産業省委託事業 | - | |
| 実績あり(サポートあり) | リサイクル実施 | - |
フローチャート
連続圧縮式
- 自然発火防止
- 労働環境の改善
- 経費大幅削減
- 油の再利用可
- 比較的高価格
遠心分離式
- 自然発火危険物
- 産業廃棄物取扱い
- 手間がかかる
- 油の再利用可
- 比較的安価
ポジショニング
